「いぼ」「できもの」の治療について

朝夕の風が少し秋を感じさせてくれて、ひとときの爽やかさが心地よく感じられます。

当院の問診票の中に、チェック項目があるのですが、その中に「いぼ」の項目があります。一般的な「いぼ」、ウイルス性のもの(尋常性疣贅・伝染性軟属腫)や老人性のもの(脂漏性角化症)は冷凍凝固・外用・内服などで治療行っております。

ただ、「いぼ」を主訴に受診された方の中には、皮膚腫瘍であったり、母斑であったりと、本来「いぼ」ではない方も多数おられます。

「いぼだから、液体窒素で簡単にとってほしい」と来院時に希望される方もいらっしゃるのですが、疾患が違うと最適な治療ではないことも多いので、その都度最適な治療法について説明させて頂いております。

粉瘤など皮膚腫瘍の切除手術や色素性母斑のレーザーなどは当院にて施行できませんので、形成外科へご紹介させて頂きます。

出来ているものが何か、どういった治療が最適か悩まれる「いぼ」「できもの」がありましたらご相談くださいね。