予防接種
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予防接種について
当院では帯状疱疹ワクチンの接種を行っております。 50歳以上の方が対象となりますので、ご希望される方は当院までお問い合わせください。
帯状疱疹とは
帯状疱疹とは、幼少時に感染した水痘(水ぼうそう)のウイルスによるものです。水痘ウイルスは、初感染後も神経節に残存しており、私たちの免疫低下(感染やストレス、疲れ、加齢など)によって出現します。初感染の水ぼうそうでは、「痛み」を感じることはほとんどないと思われますが、帯状疱疹として出現したときは、「神経痛」を伴います。この神経痛が問題となることが多く、かかってから1か月程度で治癒する方もいらっしゃいますが、数か月から長い方は何年も悩まされることがあります。帯状疱疹になったことがある、もしくは、ご家族や近親者がかかり、その痛がる姿を見ていたら帯状疱疹が怖くなった・・・という理由で、ワクチンを希望されることが多いです。ワクチンは、50歳以上に適応があり、接種から5年間は予防効果あります。万が一、帯状疱疹に罹患しても、神経痛が出にくい、もしくは、軽度にとどめることができます。
もし、帯状疱疹になってしまったら
なるべく早く抗ウイルス薬を内服することが重要です。そして、その後は罹患しないように、後遺症が少なく済むように、予防措置を取るのも大切です。病気の中には、「予防」というものが難しい種類のものもありますが、予防策がきちんと確立されているものに関しては、対策をとることがおすすめです。